ことわざで学ぶ採用面接 第1回「他山の石」


「他山の石」

 

【意味】
他人のどんな言動でも、たとえそれが

誤っていたり劣っていた場合でも、

自分の知徳を磨いたり反省の材料と

することができるというたとえ。

 

採用面接で陥りやすい「錯覚」

があります。それは

 

「面接官のほうが候補者より

優秀であると感じる」

 

ことです。

 

面接官は候補者よりも「優位」である

ことは確かです。候補者に自由に質問でき、

自分の判断で評価できる立場だからです。

でも「優秀」かどうかというと

定かなことではありません。

 

しかし、1つだけ確かなことがあります。

それは・・・

 

採用面接は、面接官にとっても

候補者にとっても大きな

「学びの場」である

 

ことです。

 

面接官も候補者も、初対面の人と

話をしてその言動を観察できる

機会を大切にしてほしい。

そして

 

「相手の良いところも悪いところも

教訓として今後に活かそう」

「この機会になにかを吸収しよう」

「お互いを尊重しあおう」

 

そういう気持ちで採用面接が行われる

ならば、たとえ採用には至らなくても、

その採用面接は「他山の石」となる

有意義なものになるでしょう。

 


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