採用面接では多かれ少なかれ、
候補者は誇張した話をし、
嘘をつき通そうとします。
それらをささいな言動から見抜くのに
注目したいポイントを語るシリーズ。
第5回は
「回答のポイントがずれている」
です。
質問されたことにだけ答える
採用面接で結構な頻度で遭遇する
出来事があります。
例えば・・・
「前職の退職理由」を質問しているのに
その答えもそこそこに、志望動機を
語り始める。
面接冒頭では自己紹介をお願いすることが
多いですが、自己紹介もそこそこに
前職の退職理由や志望動機を話し始める。
面接官の質問には、質問されたことに
だけ答えることが重要です。
「私の質問、聞いてましたか?」と
言いたくなることもよくあります。
なぜ回答のポイントがずれる?
結論を言ってしまえば、隠したい事を
隠すために、話しやすい話で
ごまかそうとしているからです。
もしくは、予想外の質問をされたために
とっさに対応できず、用意してきた話を
してごまかそうとしているか、
そのどちらかです。
いずれにしても、投げかけた質問に
対する回答としては違和感を感じる。
一度ぐらいならこちらの質問の
仕方が悪かったのかもしれないと
思うところですが、二度三度と
続くとそうもいかなくなります。
アウトですね。
改善策:
何度か同じ内容の質問をしてみて
回答が修正されるのを待つ