この連載では、あなたの会社が出している
求人が、求職者に読まれてはいても
応募しようとは思われないのはなぜか?
いわゆる「既読スルー」される理由を
解説します。
第4回は
「大量オファーしている」
です。
「大量オファー」だと見抜かれる
多くの転職サイトでは、企業側から
直接、求職者にオファーをかける
ことができます。
オファーの種類もさまざまで
「面接確約」「役員面接確約」
「特別先行案内」「クローズ求人」
などが様々あります。
企業側が応募を待っているのではなくて、
応募してほしい登録者を条件検索して
「こちらから声をかける」ことが
できる機能ですが・・・
問題は、その文面があらかじめ
用意してある「テンプレート」
っぽいと、自分は「大量オファー」
のうちの一人なのだと見抜かれて
しまい応募に至らないケースが多い
ということです。
「オファー」に特別感を出すには
テンプレートっぽい文面とは
なにかというと、
登録者個人のレジュメ
(履歴書・職務経歴書)の内容に
「深く触れている文面ではない」
ということです。
「あなたの経歴に大変興味を
もっております」
「あなたがお持ちのスキルを
当社で活かしませんか」
ここまで極端ではなくても、
これらと大差ないような
「あなたの〇年の営業経験」
「お持ちの△△のスキル」
ぐらいのことは、レジュメを
読み込まなくても書けてしまう。
なぜなら、これらはオファー送信
対象者を絞り込むための
「検索条件でもある」
からです。
こんなオファーを送っていると
年中「閉店セール」をやっている
お店と同じで、特別な価値を感じて
もらうことができなくなります。
オファーを送るなら、レジュメを
深く読み込んだことがわかるような
「個別の文面」を作成しましょう。