この連載では、
ここに注意すれば
採用する側される側の双方が
「幸福になれる方法」
を書いていきます。
第1回
「面接で退職理由を訊かない」
前編
採用される側として300社以上の
面接を受けてきましたが・・・
ほとんどの会社の面接で
退職理由を訊かれます。
質問されなかったことは
ほとんどないです。
面接官の立場で1000人以上を
面接した経験でも、一緒に
面接官をしている人は
ほぼ100%の確率で
「退職理由」を質問します。
退職理由を質問する「理由」
ではなぜ、ほとんどの会社が
退職理由を質問するのでしょう?
何かトラブルを起こしていないか
確かめるため?
採用してもすぐ辞めるような人で
ないかを確認するため?
定番の質問だから?
私はある時から、「退職理由」を
質問するのはやめにしました。
なぜなら、有効ではないからです。
だれもがこの質問が来ることを
予想しています。
予想できるなら答えが用意できます。
それも模範解答を用意できます。
転職の支援をする会社が、理想的な
「模範解答」をアドバイスします。
用意されたものである上に、ほぼ
間違いなく本当の理由ではない。
そんな答えを聞いて、候補者に
ついて何かわかるでしょうか。
わかるのは「ウソつきだ」という
ことだけです。
後編に続く・・・