たとえまったく読書をしなかった
としても人生を変えることは
できるでしょう。
しかし、確実に人生を変えたければ
読書をするのが最速です。
案外、シンプルなこと
本に書いてあることは、
誰にもできないことでも
誰にも理解できないことでも
ありません。
最先端の論文や専門書には、
そういう内容のものもあるのかも
しれません。
しかし、ほとんどの本には、そんな
特別なことが書かれているわけでは
ありません。
その気さえあれば誰にでもできる
実行可能な「シンプルなこと」が
書いてある。
実際に行動にうつすのは難しい
というだけで、不可能なことでは
ないのです。
例を挙げるなら、健康法に関して。
健康に生きるための秘訣は
「早寝早起き、腹八分」
という、だれにでも実行できる
シンプルなことですが、実際に
できる人は非常に少ない。
だから
「〇〇するだけ」
「サルでもできる」
などとうたった健康法の本が
たくさん出ているのです。
本は、だれにでもできることだが
実行するのが難しいこと、
「シンプルなこと」を、多くの人が
実行しやすいのではないかと思われる
いろんな方法を提案するために
書かれている、という面があります。
読書を続けていると、多くの本に
共通して書かれている根源的なこと、
法則とでもいえる、「シンプルなこと」
に気づくことができます。
「ものごとの本質」と言い換えても
いいでしょう。
そこにたどり着くために、
そしてそれを何度も確認することが
読書をすることなのかもしれません。
読書を絶えず続けなければ
忘れてしまうのが「ものごとの本質」
の厄介なことなのですが・・・
また次回。