人事部門の生産性を向上するには Vol.2「必要不急の仕事に取り組む」前編


労働の生産性を向上させることが

人手不足の解消には不可欠です。

それは人事担当者も例外ではありません。

 

この連載では、

人事部門の生産性向上を目指す

ために必要なことを提言します。

 

二つ目は

「必要不急の仕事に取り組む」

です。

 

急ぎの仕事が雨あられ

 

人事担当者に限らないことですが、

日々の業務で「必要かつ緊急」

仕事が目白押しだという

人は多い。

 

たとえば・・・

 

顧客からの電話

社内会議用の資料作成

上司への「報・連・相」

 

などなど。

 

どれも欠くことはできず、

後回しにできない仕事。

やらずにはおけず、急ぎで

片づけるべきこと。

次々に手際よく処理しないと

残業が待っている。

 

「必要かつ緊急」の仕事は

いわばルーティンの仕事。

やり方さえ覚えれば誰にでも

出来てしまうことですが、

雨あられと降り注いでくるので

なかなか終わらない。

 

これが多くの人の現状では

ないでしょうか?

 

人事部門では締め切りが厳格

 

人事部門の仕事は特に

「締め切り」が厳格に

決められていることが多いので、

仕事のスケジュール管理

重要です。

 

人事評価は、賞与支給と連動している

ため、スケジュールを遅らせるわけには

いきません。

 

給与計算は、毎月決まった日に

支給することが絶対。

スケジュールは厳守です。

曜日の関係で前倒しにしなければ

ならないことも多い。

年末年始、ゴールデンウィーク、

お盆休みの時は特にスケジュールが

厳しくなります。

年末調整も大仕事ですね。

 

社会保険関係は「お上」とのやり取り

であるため、まったく融通が利きません。

期日や規則、書面の書き方等が厳格で、

個々の組織事情は考慮されない。

 

5月に労働保険の納付

9月に厚生年金保険料の定時決定

などの「決まり事」も多くあり、

対応しなければペナルティになる。

 

他にも労使協定の締結健康診断

は毎年やらなければなりませんし、

避難訓練、労基署の調査、

税務調査なども定期的にある。

 

これらのことに対応するだけでも

大変なのに、さらに人材採用や教育、

働き方改革への対応や人事制度の構築

なども期待されている。

 

しかし、これらの「必要かつ緊急」の

仕事ばかりをしているようでは、

本当に成果を上げられるようには

ならないのです。

 

本当に価値ある仕事は

「必要だが急ぎではない」仕事に

どれだけ取り組めたかによって

決まります。

 

特に人事担当者にはその考え方が

重要なのですが・・・

 

続きは次回で。

 

多くの人が必要だが急ぎではない仕事、

「必要不急」の仕事に取り組む

ことができません。

 

「必要緊急」の仕事に振り回される

だけの、見かけは忙しい仕事を

している。

 

そして、必要不急の仕事になんとかして

取り組むことなしに、必要緊急の仕事を

減らすことはできないのです。