これがヘタくそな面接「ヘタ面」だ! Vol.2「YES、NOで答えられる質問をしている」
採用面接では、できるだけ候補者に話してもらうことが重要です。そのためには、YES,NOで回答することが可能な「クローズドクエスチョン」は基本的に使いません。いわゆる「5W1H」を使った質問である「オープンクエスチョン」をすることが重要です。
サカマキ HRE Works 代表 中小企業診断士・酒巻秀宜
新規顧客開拓営業と総務人事の「両利き」ハイブリッドな知恵と経験から、売上につながる組織作りを推進する「月20万円~で活用できる人事課長」
採用面接では、できるだけ候補者に話してもらうことが重要です。そのためには、YES,NOで回答することが可能な「クローズドクエスチョン」は基本的に使いません。いわゆる「5W1H」を使った質問である「オープンクエスチョン」をすることが重要です。
へたくそな面接には理由がある!この連載ではへたくそな面接の事例とその理由をお伝えします。
採用面接の結果通知は通常、一週間くらいで伝えると
言われることが多いです。まるで判を押したように。
それにはそれなりの理由があるのです。
不採用通知の主流はいわゆる「お祈りメール」です。
受け取る側としては不採用の理由もなにもなく、
冷たい対応としか映りませんが、
企業側からすれば仕方のない事情があるのです。
退職理由を質問するのは通過儀礼みたいなものなので、
候補者も回答を用意して面接に臨んでいます。
しかも前向きな理由にお化粧されています。
そんなことは百も承知なのですが・・・
退職する理由は複数あるものです。
4回転職している私の経験からも、たった一つの
理由だけではありません。
しかし「決定打」と言える理由はあります。
それこそが、人の「ゆるぎない価値観」を表しています。
転職をしたことがなく、最初に就職した会社に
勤めている人のほうが少数派という時代になりました。
そんな中、転職回数が多いということを
どう扱えばいいでしょうか?
どんな退職理由を話せば、
面接官は納得するのでしょう?
退職理由を尋ねる質問は
定番中の定番ではありますが、
しかし非常に答えにくい質問です。
面接の序盤で訊く面接官も多く、
最初の関門であると言っていいでしょう。