採用活動のABC Vol.33「Referral」


この連載では、採用活動に関して

重視すべき方針や考え方についての

キーワードを、「いろは」ならぬ

「ABC」に絡めて取り上げ、

解説していきます。

 

第33回

「Referral」

です。

 

全員が採用担当者

 

リファーラル採用とは

組織内外の信頼できる人物からの

紹介・推薦による採用活動のこと。

 

求人広告や人材紹介のように、

それまで接点がなかった人に対して

採用活動を行うのではなく、

組織内外の「信頼できる人物」と

すでに接点のある人を採用対象にする

という点が大きな特徴です。

 

組織内にいる者であればだれでも

友人・知人を採用候補として紹介でき、

また紹介することを推奨されます。

 

その意味で、全員が採用担当として

活動する責任を持つことになります。

 

これには採用する側、採用される側

双方に大きなメリットが二つあります。

 

まず採用する側にとって。

「誰と働くか」は大きな関心事であるにも

関わらず、自分が採用プロセスに関わる

ことができないことはストレスです。

ある日突然、知らない人が自分の隣に座り、

上司から「協力して成果を出すように」

と言い渡されるのは納得がいかないという

思いを解消できます。

 

採用される側としても、すでに組織内に

「知っている人」がいることは心強い。

募集要項には出てこない本当のところの

話を聞いてから判断できます。

 

双方にとってメリットが大きい

リファーラル採用を導入してみましょう。

 


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