採用活動のABC Vol.57「Zone」


この連載では、採用活動に関して

重視すべき方針や考え方についての

キーワードを、「いろは」ならぬ

「ABC」に絡めて取り上げ、

解説していきます。

 

第57回

「Zone」

です。

 

合格圏内という概念はない

 

採用面接にも一定の選考基準が

ありますし、それがない

採用面接はあり得ないです。

 

しかし、その基準の使い方に

問題がある。

 

ある一定以上の能力やスキルを

持っているなら採用する、

という方針ではうまく

いかないのです。

 

うまくいくのは、

ある基準に達しないなら

採用しない、という方針で

臨むときだけです。

 

採用面接での評価は、

入学試験のように、明確な

点数が出るわけではない。

 

その入学試験にしても、

たまたまその試験で出題された

問題に、その日たまたま解答

できたかどうかを基準に判断

しているに過ぎない。

 

はっきりとした正解もなければ

数字で結果が出るわけもない

採用面接なら、なおさらです。

 

面接官がした質問が、候補者に

とってたまたま答えにくい質問

ばかりだったのかもしれませんし、

面接官と候補者の相性が悪かった

だけのことかもしれません。

 

そもそも、人が人を、

長くてもたった1-2時間の

面接で正しく判断しようなど

とは、おこがましいことです。

 

採用面接でできることは

ふさわしくない人物を

採用しない、という判断を

することだけだと考える

そして、少なくともその謙虚な

姿勢を持つことが重要です。

 

そうすれば、少なくとも、組織に

害をなす人物を採用しないで済む

ことは期待できるかもしれない。

 

成果をちっとも出さない凡庸な

人材を採用してしまうことは

あるかもしれませんが・・・

 

あなたなら、どちらが良いですか?