採用活動のABC Vol.34「Reward」


この連載では、採用活動に関して

重視すべき方針や考え方についての

キーワードを、「いろは」ならぬ

「ABC」に絡めて取り上げ、

解説していきます。

 

第34回

「Reward」

です。

 

心理的な報酬

 

多くの組織は、そこで働く人に

出世や給与アップのように、

金銭がからむ報酬で報いようと

しがちです。

 

優秀な人を採用するには賃上げをする

しかない、と決めてかかっているようです。

 

賃上げはできないとしても、働く時間を短く

休みを多くして、時間給で見た場合に

「実質的な賃上げ」になるようにしています。

 

最近では「働き方改革」が声高に

叫ばれているせいか、有給の取りやすさ、

フレックスタイムや在宅勤務など

柔軟な働き方、働きやすさを打ち出す

組織も増えています。

 

いずれも不十分です。

 

働く人が求めることは、仕事をするうえで

期待され、理解され、頼りにされること。

そして、何かに貢献できているという思いを

抱くことができる「意義ある仕事」が必要です。

 

一言でいうなら「心理的な報酬」です。

これを意識していない、もしくはわかっていても

重視していない組織が多すぎます。

 


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