採用活動のABC Vol.40「To do list」


この連載では、採用活動に関して

重視すべき方針や考え方についての

キーワードを、「いろは」ならぬ

「ABC」に絡めて取り上げ、

解説していきます。

 

第40回

「To do list」

です。

 

採用担当者がすべきこと

 

採用担当者が採用活動をする際に

すべきことはたった一つです。

それは

 

候補者を敬うこと

 

です。

 

実際には、候補者を軽んじるような

行動や態度や話し方をする

採用担当者は非常に多い。

 

採用担当者個人の資質に

よるところももちろんある

でしょうが、もっと他に

重大な原因があります。

 

それは

超売り手市場で人手不足のなか、

採用担当者が数字に追われて

いるからです。

 

どういうことかというと、

尊敬するに値しないような

候補者でも面接に呼んだり

内定を出したりしなければ

ならない状況だということ。

 

本当ならスキルや経験から

判断して採用基準を満たす

とは思えない候補者でも、

妥協せざるを得ない状況がある。

 

「採用担当者としてあなたを

採用することは本意ではない」

そういう気持ちが出てしまって

いるということです。

 

採用担当者もかわいそうなのかも

しれません。仕事上の信念を曲げて

でも採用数を確保しなければ、

査定に響くような環境に置かれて

いるのでしょう。

 

採用担当者の職業倫理と人手不足の

せめぎあいはしばらく続くのでしょうか。


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