人生100年時代の採用 Vol.8「成果を出す人とは?」


この連載では、ベストセラー

「LIFE SHIFT」が提唱する

人生100年時代に

「組織が人材を採用する」

ことはどのように変わって

いくか、について考えます。

 

第8回

「成果を出す人とは?

です。

 

体系的な廃

 

著名な経営学者・ドラッカーは

変化に対応するためには

「体系的な廃棄」が必要だと

説いています。

 

今まではうまくいった技術や

製品でもいずれは陳腐化し、

使い物にならなくなる日が

必ず来ます。

 

しかし、多くの人はそのことを

認めたがらない。

 

薄々は「もう駄目だろう」と

思っていても、潔く諦める

ことができない。

 

お金や人員をもっと投入して

止血をすれば、また復活する

ものと考えて投資を継続して

しまう。

 

結果、より傷を深めてしまい、

外部の有無を言わさない力で

ようやく撤退が決まる。

 

成果を出す人は、上手くいかないと

わかったら、いまはどんなに成功し

どんなに成果を出していても、

潔く廃棄して次の資源に投資できる

人ではないでしょうか。

 

個人のキャリアに当てはめれば、

今の仕事に必要なスキルを捨て

次の仕事に必要なスキルを貪欲に

吸収する意欲とその技術を持つ、

ということです。

 

そして、人生100年時代にはこの

サイクルを何回も繰り返すことが

求められます。

 

根本的には、これらのプロセスを

「やり抜く力」が最も必要になる

でしょう。

 

 

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