この連載では、ベストセラー
「LIFE SHIFT」が提唱する
人生100年時代に
「組織が人材を採用する」
ことはどのように変わって
いくか、について考えます。
第23回は
「採用より教育にお金をかける」
です。
もはや経験者は採用できない
2017年11月現在、帝国データバンクの
調査によると、約半数の企業で
「正社員が不足している」
との回答が寄せられています。
非正規社員でも3割を超える
企業が人材不足を感じている
そうです。
まさに「人材の奪い合い」が
起こっており、時間とお金を
かけても「人を採用できない」
という状態にあると言えます。
こういう状態が長く続けば
「人材不足のために」倒産する
組織も出てくるでしょう。
すでに「後継者不足」という
人材難での廃業や倒産は現実化
しています。
それが、一般社員の不足による
ものになるのに、もうそれほど
時間はないのかもしれません。
この期に及んでは
「経験者であること」
「求めるスキルを持っていること」
にこだわっていては立ち行かない。
人生100年時代になれば、
一度身につけたスキルや知識が
すぐに陳腐化し、新しいことを
学び続ける力が必要になります。
未経験の状態からでも、新しい
仕事に挑戦し、スキルや技術を
貪欲に吸収したいという人は
ますます増えていく。
そんなニーズを的確に捉え、
「今持っているスキルや知識」
によって経験者を採用するのではなく、
今はスキルも知識もないが、これから
修得する力を持っている「未経験者」
に採用に、いかに早く舵を切ること
ができるかに、組織の存亡が
かかっていると言って過言ではない。
経験者を採用するのではなく、
未経験者を経験者に変えることが
できる組織であることが必要です。
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