この連載では、ベストセラー
「LIFE SHIFT」が提唱する
人生100年時代に
「組織が人材を採用する」
ことはどのように変わって
いくか、について考えます。
第12回は
「人事部がなくなる?」
です。
人事部の存在意義は?
人事部の仕事というと
採用や教育、人事制度や評価、
労務管理や安全衛生など多岐に
わたるものです。
特に労務管理に関しては
政府が旗を振って進めている
「働き方改革」に直結するもので
無視できない。
採用に関しても人手不足が続いて
いるので、なかなかうまくいかず
悩んでいる組織も多い。
しかし、営業や生産の仕事のように
「やらなければ売上があがらない」
「明日、会社が立ちゆかなくなる」
という仕事ではないのも確かです。
重要だけど緊急度は低い
人事の仕事は重要だと誰もが
考え、そう言うでしょう。
組織の運命は最後は人の問題に
行きつく。
組織が成長し発展するためには
人材が不可欠なこともわかって
いることです。
しかし、重要ではあるが緊急度は
「売上をあげる」「顧客を開拓する」
ことに比べれば低い、と判断される。
時間的にも予算的にも後回しに
なってしまうことが多い。
この状況にAIなどのテクノロジーが
追い打ちをかける。
AIが導入されれば、社員の人事評価や
労務管理・採用においても、データに
よって、人間よりも的確な判断を
してくれるようになる。
人事制度や研修教育プランも、
各個人のニーズに合わせて
的確に設計・デザインして
提示してくれる。
人事部はAIの指示に従って
根回しや調整を行い、実行する
だけでよくなるかもしれない。
その時、人事部の役割は?
ほとんどの仕事が人事部でしか
出来ない仕事ではなくなったら、
何をすればいいのでしょうか?
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