「学ぶ組織は変わる組織」ーー
失敗から学ぶだけでは足りない。
普段の何気ないことからでも
学びを得ることができるのが
強い組織です。
避難訓練に似ている
組織には、良いと思う変化であっても
変化そのものを嫌う空気が充満して
いることが多い。
組織内に変化が起こって欲しいと
思ってはいても、それが自分の
近くであることは嫌だと考えて
抵抗してしまう。
社会人になっても学びを得る
ことの重要性はわかっていても
本を読む時間はないし、提供
される研修をただ受け入れる
だけという人も多い。
学びをやめている人が多い
組織は、滅びていく。
長く災害が起きておらず、
何も起こる気配もないからと
いって避難訓練を止めてしまう
のが愚かな行為であるのと同じ。
いま上手くいっているからと
いって変化を嫌い、現状維持を
続ける組織が、瞬く間に業績を
落として崩れてしまう。
その例は挙げるまでもない。
平家の時代から
「奢れるものは久しからず」と
言われている通りです。
謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けなければ、
明日には置いてけぼりを食らい、
取り残されていくでしょう。
そのために、読書会を通じて
本に触れ、周囲の人の意見に触れ、
新しい知識に触れることが
組織の活性化につながります。