求人でよく見る「たわごと」 Vol.1「プライベートも充実!」
プライベートが充実するには、多くの部分で仕事が充実しているかどうかに
依存します。休みが多くて残業が少ないことがプライベートの充実につながるとは思えません。
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プライベートが充実するには、多くの部分で仕事が充実しているかどうかに
依存します。休みが多くて残業が少ないことがプライベートの充実につながるとは思えません。
企業文化は外からはうかがい知るのが難しいものです。採用面接は、候補者にとって企業文化を確認をする唯一の場でもあります。ここで、候補者から質問されるまでもなく
履歴書にも、こちらからの質問に対する答えでも、候補者はウソをつきます。経歴詐称のような明らかなウソではなく、
「拡大解釈」や「自分に都合の良い話」をしています。そのことを見越したうえで採用面接をする必要があります。
採用面接では、たいしたスキルや経験ではないのに、アピールだけはうまい人に騙されないようにしたいものです。
もし可能なら、口だけでなく実際にやってもらう機会を設けたい。ミスコンの水着審査のように、スリーサイズの申告などより「実際に見せてくれ」ということです。
直接会って話をせずTELやSkypeで面接をしても
よく相手のことはわからないという意見もあるでしょう。
しかし、ハイパフォーマーは忙しく時間が取れないことも多い。
もちろん最終的には直に会うことが必要ですが、初回はTELやSkypeでも
全く問題ありません。
面接の所用時間はあらかじめ決まっていますが、
その時間に縛られる必要はありません。
もしお互いの求める条件が折り合わないということが判明したら、たとえ
5分しか経っていなくても面接を終了させることです。
どれくらいの年収が支払われるかというお金の話は面接では避けられがちです。
しかし、最終的には避けられない話題ですし、この点が折わないなら入社に
至ることはありません。最初にコンセンサスを取っておきましょう。
採用面接では「好き嫌い」という判断基準避けるべきとされています。
しかし、本当にそうでしょうか?末永く一緒に働く人なのですから、好き嫌いも
立派な判断基準になり得ます。
面接という名の尋問をしてしまっている面接官は多い。
面接ではなく尋問になってしまう原因は、候補者の「過去のこと」についてばかり質問していることです。
あなたの会社で「これから」働くことになるかもしれないのですから、
「ミライ」のことについて質問しましょう。
投げかけた質問に対する答えが的を射ていない。
そういう場合は、質問の意味が分かっていないことのほかに
二つ原因が考えられますが、いずれにしても何かを隠そうとしています。