求人でよく見る「たわごと」 Vol.4「厳選求人」
どの求人に応募するかを厳選するのは求職者の方です。
求人雑誌や求人サイト側から提供するものではありません。
「人を魅了する」企業への進化をサポート!組織・人事の問題を解決して 働く人にとって「魅力的な会社作り」 目指しませんか?
どれくらいの給与なのか書いていない求人はありませんが、
実際はどれくらい「給与がもらえるのか」を書いている求人は案外少ないものです。
プライベートが充実するには、多くの部分で仕事が充実しているかどうかに
依存します。休みが多くて残業が少ないことがプライベートの充実につながるとは思えません。
たくさんの求人の中から求職者の目にとまるための
工夫の一つが「目立つ写真」なのですが、
それが、あなたの会社の理念や業務内容の理解の助けに
なっているでしょうか?
求人に社員や職場の写真を使って、少しでも
求職者の目にとまろうとすることは必要ですが、
その写真一つで応募を遠ざけてしまうことも多い。
「職場に何を求めるか」は人それぞれではありますが、
あまりに「休日の多さ」や「残業の少なさ」ばかりを
強調する求人には「他に言うことはないのか?」と違和感を
感じるのが通常ではないでしょうか。
転職サイトの登録者には日々たくさんの「オファーメール」が来ていることでしょう。
企業側からの直接のアプローチなのですから本来ならうれしいことのはずですが、
メールを開いたとたんに落胆する・・・
そんなオファーを送っていませんか?
2017年現在の超売り手市場のなか、「未経験OK」求人が増えています。
しかし、応募する側から見るとほぼ信用されません。
経験者が応募して来たら負けると分かっているからです。
応募条件を下げて応募数を集めようとすることが、果たしてそれほど
意味のあることなのでしょうか?
求人には仕事内容を必ず記載しますが、それが
あまりに幅広い内容だと焦点がぼけます。
求職者側から見れば「結局どんな仕事をするのかわからない」
という印象を持ってしまいます。