採用活動のABC Vol.15「Interval」


この連載では、採用活動に関して

重視すべき方針や考え方についての

キーワードを、「いろは」ならぬ

「ABC」に絡めて取り上げ、

解説していきます。

 

第15回

「Interval」

です。

 

離職期間は何を意味する?

 

採用する側としては、経歴にインターバル、

つまり職に就いていない離職期間があると、

つい突っ込みたくなります。

 

転職を決意していろいろと活動をしたけれど

縁がなく、退職までに仕事が決まらなかった

ために空白が生まれたわけですが・・・

 

これは裏を返せば、前職にいる間は

懸命に働いていたために、転職活動に

力を入れることが出来なかったことを

意味しているのかもしれません。

 

生活のことを考えれば、切れ目なく次の

職場に移れることが理想的でしょう。

そのためには、在職中から転職活動に余念なく

努めているということが必要になるはずです。

 

つまりこれは、今働いている企業や組織を

辞める前にすでに、成果をあげるべく

つとめる「仕事」は辞めてしまっている

ということを意味しないでしょうか?

 

このような「うまく立ち回った」人は

経歴に傷がないものとして評価する一方、

不器用にも、退職するその日まで仕事を

していただけの人を、経歴に空白があると

責めることができるのでしょうか?

 

なにか、評価基準がずれているように思います。

 


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