採用活動のABC Vol.16「Jinzai」


この連載では、採用活動に関して

重視すべき方針や考え方についての

キーワードを、「いろは」ならぬ

「ABC」に絡めて取り上げ、

解説していきます。

 

第16回

「Jinzai」

です。

 

「じんざい」は4種類?

 

企業や組織で働く人を表現する

「じんざい」にはいろんな字が

当てられます。

 

「人財」「人材」「人在」「人罪」の

4分類が代表的でしょうか。

 

それぞれ、下記のように定義されるようです。

 

人財・・・実績もあり、成長が期待できる人。

     企業的に欲しがられる人。

人材・・・実績はないけど成長が期待できる人。

     普通の人。

人在・・・実績はあるけど、それ以上の成長が見込めない人。

人罪・・・実績もないし、成長も期待できない人。

     企業的にはお荷物

 

なるほど、過去に働いてきた企業や組織で

一緒に仕事をした人も、たいていはこの

4種類に分類できるように思います。

 

それぞれがそれぞれの役割を果たし、

懸命に働いていた人たちが思い出されます。

確かに能力には違いがあったし、あげた

成果にも差がありました。

その結果、扱われ方にも差がありましたし、

実際にクビになった人も見てきました。

 

5つ目のじんざい=「人剤」

 

「剤」は「薬」を意味します。

 

薬は、用法・容量を守って正しく

服用すれば病気を治すことができますが、

用法・容量を間違えば逆に病気を

引き起こしたり悪化させたりします。

 

優秀な人とそうでない人がいるのではなく、

用法・容量を守って正しく服用されていない

薬のようになっている人がいるだけ、

なのではないでしょうか。

 

さらに「剤」には「まぜる」という

意味もあります。

 

有名な経営学者のドラッカーは

「人の強みを生かし弱みを意味のない

ものにすることこそ、組織の役目である」

と言っています。

 

さまざまな強みと弱みを持つ人を

まぜ合わせることによって、成果を

あげるべくマネジメントする。

 

そのために働く人を「人剤」として

見ることこそが組織の役割です。