面接官はマウントポジションを取っているだけ
面接官は候補者に対して
圧倒気に有利な立場にいます。
マウントポジションを取った
体勢から始まる格闘技の
試合のようなものです。
サカマキ HRE Works 代表 中小企業診断士・酒巻秀宜
新規顧客開拓営業と総務人事の「両利き」ハイブリッドな知恵と経験から、売上につながる組織作りを推進する「月20万円~で活用できる人事課長」
どんな退職理由を話せば、
面接官は納得するのでしょう?
退職理由を尋ねる質問は
定番中の定番ではありますが、
しかし非常に答えにくい質問です。
面接の序盤で訊く面接官も多く、
最初の関門であると言っていいでしょう。
あなたがマネージャーなら、
どちらの人を採用しますか?
優秀で経験豊富だが、
職務記述書に書かれている
仕事しかしないAさん?
能力も経験も不足しているが、
職務記述書に書かれている以外の
仕事にも、精力的に取り組もうとするBさん?
私は4回の転職を経験しています。
退職した理由は、それぞれの会社の
状況に応じて細かいところに違いは
あるのですが、共通するのは
「ここにいても、もうなにも
学ぶことがない。成長しない」
と思ったからです。
辞めない人を採用しようと思ったら
転職しようとしている人を
面接すること自体が間違いです。
では、どんな人を採用したらいいんでしょうか?
悪事千里を走る。
特に今のネット社会だと、悪い評判は
あっという間に広がります。
採用の現場でもそれは気を付けないと
いけません。
面接で不快な思いをしたら、そのことを
書き込みする人もいるからです。
セールスと採用活動の共通点、それは信頼関係を築くことです。
そのためには、いいところも悪いところも包み隠さず話すことが第一です。
そうしなければ、のちのちには返品(早期退職)という事態を招くでしょう。