候補者からされた「つまらない質問」ベスト5 第3位「どんな研修制度がありますか?」
どんな研修精度があるかを質問する人は
受け身であるという印象を与えてしまいます。
自分に必要なことは自分でお金を出してでも
学びに行く。その姿勢が必要です。
サカマキ HRE Works 代表 中小企業診断士・酒巻秀宜
新規顧客開拓営業と総務人事の「両利き」ハイブリッドな知恵と経験から、売上につながる組織作りを推進する「月20万円~で活用できる人事課長」
どんな研修精度があるかを質問する人は
受け身であるという印象を与えてしまいます。
自分に必要なことは自分でお金を出してでも
学びに行く。その姿勢が必要です。
限られた時間の中では、イエスノーで答えられる
「クローズドクエスチョン」をするのは、総じて
有効だとは言えません。答えるにはなんらかの
説明をすることになる「オープンクエスチョン」
であることが必要です。
働き方改革による残業時間の抑制や、
フレックスタイム、在宅勤務などに見られる
勤務形態の多様化など、働くことへの意味を
社会全体で考え始めているのはいいことです。
しかし「残業はしたくない」なら
それなりの努力をすることが必要なわけで・・・
質疑応答だけが面接ではありません。
「面接はこれで終了です」と告げた後の
行動でも、候補者は面接されているのです。
採用面接では候補者の人となりを見極めることももちろんですが、
話に嘘や誇張が混じっていないかを見極めることも重要です。
「なんか」「まあ」など、つなぎ言葉が多い候補者は要注意。
その場で話を作っている可能性があります。
面接はお互いが求める条件が折り合うか
どうかを確認する場です。
たとえ面接の途中であっても、折り合わない
とわかったら、それ以上面接を続ける必要が
あるでしょうか?
退職する理由は複数あるものです。
4回転職している私の経験からも、たった一つの
理由だけではありません。
しかし「決定打」と言える理由はあります。
それこそが、人の「ゆるぎない価値観」を表しています。
企業が人を採用するのは、その人が入社することで何らかの
メリットをもたらしてくれると感じるからです。
いくら優秀でも、いま必要な人でなければ採用することはありません。
仕事ができる人がそうでないかの違いは、
生まれ持った能力の違いではない。
現状に疑問を持つ能力の違いによるものです。
仕事に対する価値観や姿勢を
判断するには有効な質問ですが、
尋ね方が違うと思わぬ結果に?
その質問とは・・・?