成果を出す人を採用する「面接のやり方」 Vol.4「自己紹介する」
たとえ採用面接であろうと、初対面の人に会っているということでは
商談や異業種交流会などで人と会うこととなんら変わりありません。
自分が何者であるかを相手に伝える自己紹介は、採用面接でも面接官のほうからするべきです。
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たとえ採用面接であろうと、初対面の人に会っているということでは
商談や異業種交流会などで人と会うこととなんら変わりありません。
自分が何者であるかを相手に伝える自己紹介は、採用面接でも面接官のほうからするべきです。
履歴書もろくに読まずに面接にのぞむ面接官がいます。
候補者に失礼なだけでなく職務を果たそうともしていない、二重の罪を犯しています。
多くの面接官は「しゃべりすぎ」です。面接官がしゃべりすぎると
候補者が話す時間がなくなるだけでなく、候補者が口を閉じてしまいます。
候補者の過去のことばかり質問する面接では、候補者にそっぽをむかれます。
候補者があなたの会社で働くという未来に目を向けた質問をすることが重要です。
突然音信不通になる候補者が一定数存在します。
本人にとって何の得にもならないのに、
なぜそんな行動に出るのでしょうか。
面接に行く会社のことをほとんど何も知らずに
そこに座っている候補者は案外多い。
そんな人たちを私は「くれくれさん」と名付けました。
候補者から面接内容に関してクレームが来るときは、
100%の確率で「面接が終わった後」です。
不満があるのなら、面接中に直接言ってほしいのですが、
そんな経験は一度もありません。
強みと弱みはセットで質問されることがほとんどです。
しかし、セットで質問しないとフェアじゃないという
理由なら、意味はほとんどない。
採用面接の結果通知は通常、一週間くらいで伝えると
言われることが多いです。まるで判を押したように。
それにはそれなりの理由があるのです。
不採用通知の主流はいわゆる「お祈りメール」です。
受け取る側としては不採用の理由もなにもなく、
冷たい対応としか映りませんが、
企業側からすれば仕方のない事情があるのです。