カテゴリー: 採用される側

あいまいな言葉を使った求人は、目的があいまいな求職者を引き寄せてしまいます。
どんな人材がほしいのかを明確に発信しないと、思うような人材にはたどり着けません。

入社が決まった人に入社祝い金を出す企業が増えています。
入社しておよそ一年間は、ボーナスが満額支払われないことに対する配慮なのでしょうが・・・
ボーナスはまだ何の実績もあげていない人に支払うべきものでしょうか？

特に新卒を中心にして、若い人に「安定指向が強い」と言われいます。
しかし、安定を「ずっと働き続けられる職場」という意味で言っているなら
これぞ「たわごと」だと言わざるを得ません。

とにかく応募を集めたいという、採用担当者の気持ちはよくわかります。
しかしそのために応募しやすいようにすることは逆効果です。

残業代を全額支払わなければ法律違反です。
まともな会社なら当たり前のことを、なぜわざわざ求人に書くのでしょう？

人手不足、超売り手市場を反映してか、「〇〇不問」の求人が増えているようです。
そんなことを前面に出すと、あなたの会社の求人の「価値」が下がります。

応募しさえすれば、自動的に面接実施が確約されるオファー。
一見魅力的ですが、果たして本当にそうでしょうか。

逆に問いたい。「ありふれた求人」があるのだろうか？
企業はそれぞれ違うし、それゆえに求める人材像も違う。求職者が求める条件も千差万別。
ありふれた求人などありはしません。そう解釈している人がいるだけです。

どの求人に応募するかを厳選するのは求職者の方です。
求人雑誌や求人サイト側から提供するものではありません。

「あなたの合格可能性」を勝手に判断してメールで求人を送ってくれる
「ありがたい！？」サービスがあります。余計なお世話です。