実例!採用面接で「した質問」「された質問」 第4回 「今までで最大の失敗は?」
採用面接では失敗談については
ぜひともしておきたい質問です。
なかでも「最大の」失敗を尋ねることが
効果が高い。その理由は・・・?
サカマキ HRE Works 代表 中小企業診断士・酒巻秀宜
新規顧客開拓営業と総務人事の「両利き」ハイブリッドな知恵と経験から、売上につながる組織作りを推進する「月20万円~で活用できる人事課長」
採用面接では失敗談については
ぜひともしておきたい質問です。
なかでも「最大の」失敗を尋ねることが
効果が高い。その理由は・・・?
前職の退職理由を尋ねない
中途採用面接はありません。
しかし、ストレートに「前職を退職した理由は?」
とは尋ねない面接はあります。
その質問とは?
強みと弱みはセットで質問される。
強みと弱みは表裏一体なことも多く、
どちらかだけではバランスが取れないからでしょう。
しかしその質問の意図は・・・?
ビジネスで成功している人で「読書家」でない人はいません。
一説によると、成功者の読書量は普通のサラリーマンの38倍。
本を読まない人は一般的には・・・
入社を希望して面接に臨んでいる以上、
候補者は質問されたことには
基本答える必要があります。
だから面接官のほうが有利だと言えるのでしょうか?
内定辞退は採用担当者にとって痛恨です。
しかし、責任を問われることはなく
原因も究明されない。
不可抗力で済まされるのですが、
果たしてそうでしょうか?
売り手市場が続く2017年。
採用される側としては、少しでも条件のいい
企業に入るチャンスだと考える。
大手指向の求職者が増えているので中小企業は不利。
果たして本当にそうでしょうか?
単なる好き嫌いで採用するかしないかを
判断するのは間違っているのでしょうか?
好き嫌いで決めるのは主観的な基準によって決めるということですが、
果たして不公平なことでしょうか?
たしかに面接は難しいものです。
だれがやっても確実な評価は難しいのかも
しれません。
だからと言って、面接官はだれもがやっていい
ということにはならないのですが・・・
適性検査の精度は確実に上がってきています。
これだけで、採用すべきでない「危険な」人を判別することも可能でしょう。
しかし、その活用が十分なされているかと言うと?