究極の選択!? どちらを採用しよう? 第1回 「スキル・経験VS やる気・熱意」
「スキル・経験」を持った人物か
「やる気・熱意」がある人物か。
どちらを採用するか迷ったら
好奇心と勉強熱心の二つの「心」で判断しましょう。
サカマキ HRE Works 代表 中小企業診断士・酒巻秀宜
新規顧客開拓営業と総務人事の「両利き」ハイブリッドな知恵と経験から、売上につながる組織作りを推進する「月20万円~で活用できる人事課長」
「スキル・経験」を持った人物か
「やる気・熱意」がある人物か。
どちらを採用するか迷ったら
好奇心と勉強熱心の二つの「心」で判断しましょう。
採用面接では候補者の人となりを見極めることももちろんですが、
話に嘘や誇張が混じっていないかを見極めることも重要です。
「なんか」「まあ」など、つなぎ言葉が多い候補者は要注意。
その場で話を作っている可能性があります。
面接はお互いが求める条件が折り合うか
どうかを確認する場です。
たとえ面接の途中であっても、折り合わない
とわかったら、それ以上面接を続ける必要が
あるでしょうか?
退職する理由は複数あるものです。
4回転職している私の経験からも、たった一つの
理由だけではありません。
しかし「決定打」と言える理由はあります。
それこそが、人の「ゆるぎない価値観」を表しています。
どんな組織にいても「コミュニケーション能力」は求められます。
この能力が欠如した人を雇いたいと考える企業はありません。
しかし、そこは人間同士。
どうしても相性が良くない人が出てくるのも仕方のないこと。
そこをどう調整するかどうかが、真価を問われるところです。
企業が人を採用するのは、その人が入社することで何らかの
メリットをもたらしてくれると感じるからです。
いくら優秀でも、いま必要な人でなければ採用することはありません。
仕事ができる人がそうでないかの違いは、
生まれ持った能力の違いではない。
現状に疑問を持つ能力の違いによるものです。
強みと弱みはセットで質問される。
強みと弱みは表裏一体なことも多く、
どちらかだけではバランスが取れないからでしょう。
しかしその質問の意図は・・・?
内定辞退は採用担当者にとって痛恨です。
しかし、責任を問われることはなく
原因も究明されない。
不可抗力で済まされるのですが、
果たしてそうでしょうか?
単なる好き嫌いで採用するかしないかを
判断するのは間違っているのでしょうか?
好き嫌いで決めるのは主観的な基準によって決めるということですが、
果たして不公平なことでしょうか?