究極の選択!? どちらを採用しよう? 第3回 「スキル高いが転職も多いVSスキル低いが転職初めて」
転職回数が多いことが前向きに評価されることは少ない。
本人にとっては必要に迫られてのことであっても、
なかなか他人から見て理解できることじゃない。
消せない過去、背負い続ける十字架。
そのことは面接官をたじろがせるには十分です。
サカマキ HRE Works 代表 中小企業診断士・酒巻秀宜
新規顧客開拓営業と総務人事の「両利き」ハイブリッドな知恵と経験から、売上につながる組織作りを推進する「月20万円~で活用できる人事課長」
転職回数が多いことが前向きに評価されることは少ない。
本人にとっては必要に迫られてのことであっても、
なかなか他人から見て理解できることじゃない。
消せない過去、背負い続ける十字架。
そのことは面接官をたじろがせるには十分です。
中小企業にとって大企業出身者の経験は得難いものがあります。
スペシャリストとしてのスキルも高いものがある場合が多く、
即戦力として期待されます。
しかし、大企業と中小企業では職場環境がかなり違うため、
うまくいかないことが多いです。
思ったほど活躍しない「がっかり採用」になりがちです。
「スキル・経験」を持った人物か
「やる気・熱意」がある人物か。
どちらを採用するか迷ったら
好奇心と勉強熱心の二つの「心」で判断しましょう。
投げかけた質問に対する答えが的を射ていない。
そういう場合は、質問の意味が分かっていないことのほかに
二つ原因が考えられますが、いずれにしても何かを隠そうとしています。
メールでもやり取りできる履歴書を
なぜ手書きで提出してもらうのか?
手書き履歴書は思う以上に、その人のことを
雄弁に語ってくれるからです。
質疑応答だけが面接ではありません。
「面接はこれで終了です」と告げた後の
行動でも、候補者は面接されているのです。
年長者の話が長いのはよくあることです。校長先生の話や
結婚式の乾杯の音頭でよく経験することですね。
採用面接でも話が長い候補者がいますが、それには
なにかを隠したいという意図があります。
採用面接では候補者の人となりを見極めることももちろんですが、
話に嘘や誇張が混じっていないかを見極めることも重要です。
「なんか」「まあ」など、つなぎ言葉が多い候補者は要注意。
その場で話を作っている可能性があります。
どんな組織にいても「コミュニケーション能力」は求められます。
この能力が欠如した人を雇いたいと考える企業はありません。
しかし、そこは人間同士。
どうしても相性が良くない人が出てくるのも仕方のないこと。
そこをどう調整するかどうかが、真価を問われるところです。
企業が人を採用するのは、その人が入社することで何らかの
メリットをもたらしてくれると感じるからです。
いくら優秀でも、いま必要な人でなければ採用することはありません。