採用活動のABC Vol.9「Empathy」
退職理由は採用担当者の共感を得るために「前向き」に取り繕われることが多い。
そんなことするよりも正直に話したほうがいいのに・・・
サカマキ HRE Works 代表 中小企業診断士・酒巻秀宜
新規顧客開拓営業と総務人事の「両利き」ハイブリッドな知恵と経験から、売上につながる組織作りを推進する「月20万円~で活用できる人事課長」
面接官としていつまでもなくしたくないのは、候補者に対する「共感」です。
これをなくしたら、私は面接官を辞めるべきだとさえ思っています。
私は4回の転職を経験しています。
退職した理由は、それぞれの会社の
状況に応じて細かいところに違いは
あるのですが、共通するのは
「ここにいても、もうなにも
学ぶことがない。成長しない」
と思ったからです。
辞めない人を採用しようと思ったら
転職しようとしている人を
面接すること自体が間違いです。
では、どんな人を採用したらいいんでしょうか?
採用面接は別れ際が大事です。
不採用通知のやり方を間違うと
とんでもないことになります。
どうなるかということを、
私が実際に受け取った、とある企業
からの「不採用通知」メールの抜粋を
例に考えてみましょう。
外見の魅力は考えられている
よりも人に大きな影響があるものです。
外見のいい人は、才能、誠実さ、知性に
望ましい特徴を持っていると考えて
しまう傾向が、人間にはあるようです。